« 「夏の庭」 | トップページ | キット完成 »

2005/08/15

本物を見つけて、決める力

ktbkの実家を抜け出して、本屋にも行っていました。
久しぶりの大きな本屋だったので、気になった本を次々と手にとり、4冊にまで減らしてレジへ。
そのうちの2冊を帰ってから読みました。


世間のウソ

こちらの本の中の

四年ほど前ついに私は、「民事不介入の原則は戦後の日本に存在していない」という事実を法務大臣に直接確認するに至りました。

という一文だけでも買った甲斐があったと思ったのですが(「ある」って思い込んでたものが実は無いと分かったのは大きい。今度おまわりさんに言われたら「根拠は?」と聞いてみたくなってしまう。そんな機会は無い方がいいけど。)、報道されているニュースを鵜呑みにしてはいけませんよ、ということの例がいろいろと書いてあるわけです。
今一番活かせそうなのは、今の選挙の争点かと。
例えば私の地元なんて結構全国ニュースでも取り上げられる造反組の人が居るわけですが、その人の行動の意図を知らなきゃいけないなぁとは思います。また、他の候補者の情報はまだあんまり流れてこないので、そこらへんも適切に手に入れないと。


決められない! 優柔不断の病理学

決断については私は全然自信がないので、何か決定的な法則はないかと探しているところです。ちょっと見つかりそうな気もしてるのですが。
で、決断を避けてばかりいるということは精神科の先生にお世話になったほうがいいかもしれない状況らしいです。困ったとき、私は結構情報を集めすぎる傾向があるのですが、それもちょっと紙一重かもしれないなぁと思いました。今のところは、何らかの決定の役には立ってるはずなんだけれど。情報を提供してあげるってことは他の人の決定の手助けになることもあります。自分で決定しないから楽なんだけれど。
…ちょっと話がそれました。「情報との付き合い方」がこの本でも取り上げられています。
でも、「悩む」こと自体は悪いことでは全く無く、人間の成長には大切なものなのだということは忘れてはいけませんね。

|

« 「夏の庭」 | トップページ | キット完成 »

コメント

この記事へのコメントは終了しました。

トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 本物を見つけて、決める力:

» 世間のウソ [読書の記念碑]
著者: 日垣 隆 タイトル: 世間のウソ 我々は、ウソやカラクリが多い社会で生きている。それゆえに、そのウソやカラクリを見抜く力が必要だ。 本書の著者で、気鋭のジャーナリスト・日垣隆氏は、真偽を見抜く3つのポイントを指摘している。 まず第一は、相手の立場に立って、相手の理屈を正しく理解しようとすることだ。これが真偽を見極める大前提になると言えるだろう。最初から疑ってかかると、歪んだ認識しか持てない危険性が出てくる。 個人的な問題であれば、この第一ステップで事... [続きを読む]

受信: 2005/10/04 14:15

« 「夏の庭」 | トップページ | キット完成 »