「女性の品格」と「もったいないばあさん」と「六ヶ所村ラプソディー」
講演会の抽選に当たったので、2つ連続で行ってきました。
朝起きたら足の疲労が一番凄くて、そういえば前の晩は立ちっぱなしだったなーと思い出しました。
講演は座ってるだけなので出かけてしまえばなんとかなるはず、とヨロヨロと出かけました。
さて、午前中はこちら、「女性の品格」を書かれた坂東眞理子さん。
黄色いスーツ、白い大きなイヤリングで登場です。
男女共同参画週間開始日ということで、それにまつわるお話でした。
初代男女共同参画局長、をされていたということで、ご自身の働き方の話、世界の流れの中で日本は遅れていては恥ずかしい、という意識で法律を制定してきたこと、現在はNPOを作って保育所を運営されてたり、現在学長をしておられる大学でチャレンジ支援とし即戦力となれるような学習、学びなおしが出来る場を提供したい、という話。そしてそれぞれがどのように生きていけばいいか、ということ。得意なことを伸ばす、苦手なことをフォローしてくれる仲間を見つける、人のためになることで、今できることを少しずつでもやっておく(見返りは求めない)、長く人付き合いができるようにする、ということ。などなど。
企業の意識の遅れを取り戻すのは難しいというお話がありました。経営者に対しては、政治が動いてきた原動力を応用して「世の中の中の流れの中でうちの会社は遅れていて恥ずかしい」意識をもたせるしかないんでしょうか…。
M字型就労、社会保険の仕組、雇用機会均等法、など背景についてのある程度の知識がないと歴史のお話は難しかったかもしれません。というのは、結構来ておられた方の平均年齢が高かったから。
ちなみに私はこの本は読んでいませんが、立ちよみした感じではすぐ読めそうです。
午後はこちら。
「もな」が保育園でこの本を借りてきたのが知ったきっかけでした。このインパクトある絵本を作られた方は、多分私と同世代くらいの女性です。お子さんが4歳の時に「もったいない」を上手く説明できなかったので、説明する為に作った紙芝居が元になっているんだとか。
ワンガリ・マータイさんが「もったいない」を広める、といわれた少し前に発売されていたそうで、その流れにのって、現在かなり売れています。
もったいないばあさんのかんざしは、七五三のときに貰ったものを気に入って今も使っているもの、などの細かい設定にも、テーマの「もったいないには愛がある」の気持ちが込められていました。
自身は環境団体に所属しているわけではないけれど環境団体からお呼びがかかることが多いということで、六ヶ所村ラプソディーのお話もされました。その他、企業が利益を追求する余り人々の普通の生活を破壊してしまっている例もいくつか。子ども達が習っているスポーツクラブとかでも「勝てばいい」「弱い子には何しても構わない」という風潮があるようで、このような流れがまた利益追求の会社人間を作ってしまうのではないかと危惧されてました。
六ヶ所村の話、「ご存知の方いらっしゃいますか?」の質問におよそ150人くらいの中で手を上げたのが私だけ。(@_@) こちらの講演会も年齢層が高かったが原因かもしれませんが。こまみみさんのところから下のほうに転載しておきますので是非行って下さい。
終わった後はサイン会。家に無い本を買ってサインして貰いました。
会場を見渡せば、昨夜のSUNAOキャンドルナイトに来てくださってた方が! 絵本つながりで三四郎さんも。他にもどこかで見覚えのある方もいらっしゃいました。改めて、岐阜駅のあの場所はそう言う場所なのね、と思ったのでした。
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映画「六ヶ所村ラプソディー」上映会
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【上映日】
2007年7月28日(土)
【上映時間】
午前の部 9:30開場 / 10:00~スタート
午後の部 13:00開場 / 13:30~スタート
※1日2回上映
【会場】
ハートフルスクエアーG「2F大研修室」
http://
岐阜市橋本町1(JR岐阜駅東隣)
JR岐阜駅構内から2F連絡通路より徒歩2分
TEL 058-268-1050
【料金】
前売:1000円
当日:1200円
高校生以下無料♪
託児あります♪
※要予約(1人につき保険代100円が必要です)
【チケット取扱店】
SUNAO CAFE スナオカフェ
http://
TEL/FAX 058-248-6647
【主催】
mamaなかま
【問合せ】
チケットをご希望の方は下記までmixiメッセージお願いします。当日受付にて前売扱いとさせていただきます。
託児のご予約、その他のお問い合わせも承ります。
mixi:風月(月*風∞音)
http://
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● mamaなかまって? ●
私たちはこの映画を観たママの集まりです。自分なりの答えを出し、何かをしたい!自分に何ができる?という想いからできました。そして出た答えは『多くの人に知ってもらう』です。この映画を通じて感じてもらいたい。そしてなんでもいいから行動に移してもらいたい。私たちは子どもたちのために少しでもきれいな地球を残したいだけなんです。安心して子どもを産める地球を引き継ぎたいだけなんです。そういうママの思いから今回の上映会が生まれました。どうか観て何かを感じ取ってください・・・
mamaなかまスタッフ一同
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コメント
「女性の品格」先日、本屋さんで買おうか迷ってたところです。立ち読みでもいけそうでしょうか?(笑)
もったいないばあさんは子どもたちにも人気ありますよね。少しづつ子どもたちにもいろんな思いが伝わっていけばいいなあと思います。
投稿: hiroe | 2007/06/24 12:25
今やっておくべきこと
>苦手なことをフォローしてくれる仲間を見つける、人のためになることで、今できることを少しずつでもやっておく(見返りは求めない)、長く人付き合いができるようにする、ということ。
っていうのは自分も何とかしないとと漠然と思っていました。
>企業の意識の遅れを取り戻すのは難しいというお話がありました。経営者に対しては、政治が動いてきた原動力を応用して「世の中の中の流れの中でうちの会社は遅れていて恥ずかしい」意識をもたせるしかないんでしょうか
うちの会社の喫煙対策何課はまさにこれです。私も何度も、関係部署にメールなどして働きかけましたが、殺し文句は他の会社の事例ですねえ。
投稿: | 2007/06/24 20:12
>hiroeさん
「女性の品格」は、一つ一つの区切りが短いのでコマ切れでも読める本です。立ち読みを繰り返せば、可能かもしれませんよ。(^^;
「もったいないばあさん」は基本的に子供向けですが、毎日新聞に連載してるのは大人向けなんだそうです。
http://books.mainichi.co.jp/_hontomo_ba/index.html
今度は「もったいないばあさん音頭」も出るとか。今年の盆踊りの定番になるでしょうか。
投稿: ぐれ | 2007/06/24 21:18
>nonnonさん(…だよね?)
>っていうのは自分も何とかしないとと漠然と思っていました。
意外と何かはできるものだと最近実感はしてます。ホントにこれでいいのか?は分からないのだけれど。
喫煙対策、私の会社は上の人で紫煙がキライな人が居たので早かったけれど、ほかの面ではいろいろ目につきます。中に居ないと分からないことなんだろうけれど。(~_~)
その行動力は真似させて貰います。
投稿: ぐれ | 2007/06/24 21:32