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2008/01/26

男の方が偉いと思っている会社は伸びない

・・・と、話していたのは、岐阜市男女共同参画優良事業者として表彰されていた株式会社サムソンの偉い人です。ここまで言い切ってくれると、かなりキモチイイです。誰かさんにも教えてあげたい…。 

この表彰式の後、小室淑江さんの講演会がありました。株式会社ワーク・ライフ・バランス社の社長でもあります。 以前ぎふママネットでやったプレゼンではこの方を読んで講演会をしたい、という内容でしたが、あの時は、落ちました。今回ここで呼んでもらえたので、私も話を聞く機会に恵まれて、よかったです。

以前、↑の本を、同じ県内の、結構考えの進んだ企業に勤めるWM友達の紹介で買い、ここに出てくる数字の豊富さに打たれました。

今回の話も分かりやすい内容でした。やっぱり誰かさんに聞かせたい内容。

残業時間が先進国の中で1位なのに、労働生産性は19位。つまり、単に効率の悪い仕事してるだけじゃないの?っていう話。そんな状況で、残業代のために長時間労働する人が評価されてしまうこの状態のままでは、将来、困るよ?という提案。そのための裏付けのデータがたくさんありました。やっぱり数字で語ると強いです。

最後に今後求められる働き方、4つが提案されていました。

・成果をあげて定時で帰る。
成果を上げられないから帰れない、ではなくて、定時で帰ってライフの部分を充実させないからワークでの成果が上がらない。

・プレゼンテーション能力を上げる。
仕事の勝率を上げるために。残業が減らないんだよね、と、嘆く会社の人の話も長い。

・育児中の先輩を支えるチームワークの働き方。
「明日は我が身」で。私は結構支えてもらったのだけれど、お返しをする相手がいない!!

・後輩を育て、信じて任せる
すべてを抱え込んで残業するやり方はもう適用しない、とのこと。私は任せる相手がいないのでできないのですが。

私の場合、かなり体験は話せるのだけれど、数字の裏打ちがあればもっと説得力が増すのかな、と改めて思いました。先日もアウトプットが課題だと書きましたが、ここでも再認識した次第。別途行ったママネットメンバーでの打ち合わせでもプレゼンの力について話題になりましたが、グーグル化の本でも、

自分の学びを常に数字に置き換えるクセをつける

とありましたので、共通のものなのだと思います。

それにしても、この考え方自体は、男女かかわらず、すべての世代の人に知ってほしいものです。

 

余談ですが。今回、手話通訳の人が付いていました。小室さん、かなり早口だったので、通訳の人はすごく大変だったろうなぁと思います。(^^; 手さばきの見事さにも見惚れてしまいました。

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コメント

人に仕事を任せるってのは、結構勇気がいるし、下手すると、自分でやっちゃった方が早かったりする。
「信用(信じて用いる)」ことはできても「信頼(信じて頼る)」ことって、難しい・・・。

投稿: ゆっきぃ | 2008/01/27 00:06

サービス残業が撲滅されて人件費がシビアに経費として意識されると、ホワイトカラーの労働生産性は確実に上がるのでしょうね。

民間に比べて、県はまだまだです。

投稿: さとくん | 2008/01/27 07:14

>ゆっきぃさん
信用と信頼、は難しいですね。
書き漏れましたが、講演会の中では任せることのポイントに「時間内で自分のできることとできないことの明確化」とありましたので、相手の質ではなくて、仕事にかかる見積もり時間が正しかったかどうか、だけが基準なのかもしれません。上の項目で私が補足で書いた「定時で帰ってライフの部分を充実させないからワークでの成果が上がらない」に通じるのかもしれません。

投稿: ぐれ | 2008/01/27 09:19

>さとくん
>人件費がシビアに経費として意識されると
残業代についてそこまで見てないような気がします。残業代が増えた=売上が増えてる、という思い込みがあるからです。
ちゃんと検証してないのではないでしょうか。

製造業のように沢山働けば沢山作れて沢山儲かる、といたモデルから、ほとんどの人がまだ抜け出せてないのでしょうね。


小室さんが、年配の人に向けたメッセージを、年配の人は受け止めてほしいです。

「あなたの介護をしたことであなたの息子さんの昇進が止まったらどうしますか? 育児では現に起こってるので、介護でも同じことが起こりますよ」

やっぱり、障がいがなく、病気もせず、介護も育児もしなかった人だけがひっぱる会社では、幸せになれないです。そういう人には、それ以外のたくさんの人が喜ぶ商品なんてわからないでしょうし。

投稿: ぐれ | 2008/01/27 09:34

ワークライフバランスについては詳しくないですが、やはり男性が仕事が忙しくて育児に関われず、女性が一手に引き受けざるを得ない状況だと感じています。

うちの旦那さんは育児する方だと思いますが、月曜から金曜は子どもが起きている時間に帰ってこられないし、疲れきって、抱っこなんて勘弁してという感じです。


数字があると説得力が違いますよね。
ママネットでもいろんなアンケート調査をしてみてもおもしろそうですね。
分析やりますよ。

投稿: ずんこ | 2008/01/28 10:28

働きやすい会社、障がい者や介護や育児に関する理解のある会社って、数少ないですね。

手話通訳付きなんて、知らなかった!私も聞きたかったな泣

投稿: 山桃 | 2008/01/28 21:42

>ずんこさん
土曜日はありがとございました♪

そう、旦那さんが仕事に吸い取られすぎて、負のスパイラルに入っちゃうんですね。

分析!アンケートの手法もいろいろありそうですよね。今度一緒にやってください。

投稿: ぐれ | 2008/01/28 23:01

>山桃さん
手話通訳があると知ってたら、絶対誘ってました。
あの場所で、手話通訳の人を見たのが初めてだったので、驚きました。

>働きやすい会社、障がい者や介護や育児に関する理解のある会社って、数少ないですね。
ホントにそうです。こういうのは経営者の方の考えにかなり左右されるんだなと最近感じてます。

投稿: ぐれ | 2008/01/28 23:02

あの手話通訳は凄かった!
ほんと見惚れてしまいました。
小室さんの講演、今自分の中で消化中です。

投稿: 紅子 | 2008/01/29 23:20

>紅子さん
おつかれさまでしたー。
あれを見て、もっと手話を覚えよう!と思ったのでした。

講演内容の話はまたしましょうね。

投稿: ぐれ | 2008/01/30 20:04

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